声優漫画コラム「樋口の仮面」2 of 声優/俳優・樋口あかり OfficialWebSite

                       ようこそ、「樋口の仮面」の部屋へ。

              ここでは、樋口の声優生活をおもしろおかしく四コマ漫画で上演していくわよ。                             新人の頃の苦い経験や最近の現場での出来事まで、幅広く上演していくわよ。
              声優として日々仮面を被り続ける私が体験してきた、あんなことやこんなこと。
              思いつくままに上演していくから、泥まんじゅうでも食べならがら読んでちょうだい。

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                           堅くお願い申し上げます。

①みんなの前でもあえぐわよ。

もう何年も前の話しだけれど

とあるアニメの現場だったのだけれど、私の役はなんと「AV女優」だったの。収録当日は、当たり前だけど私の後ろにギャラリー(共演者)がズラリ...。普通アダルトものの収録だと、ブースに一人づつ入って順番に録っていくっていうのがほとんどなのだけど、これはごく普通のアニメ。だから、あくまで登場人物の一人としてそこでみんなと一緒に演じなければならなかったの。でもね、マイク前に立ったら恥ずかしい気持ちなんて吹っ飛んで、必死で喘いでいたわ。ディレクターさんから「ちょっと生々しいです」とダメ出しを頂いてしまったけれど(爆)でもお仕事ですもの!orz いくらでも喘ぎ直すわ!あの時の勢いなら、AV女優の一人芝居だってできたと思うの。「S◯X...私の切り札...!」



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画©りん たまき

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②「出トチリ」恐怖症。

みんなの前でド叱られたわ

(※「出トチリ」→ 自分の出番を間違えるという意味の業界用語)これは、私が声優として仕事を始めてから1〜2年しか経っていない頃の話よ。ある洋画(長編)の吹替仕事の現場だったのだけど、私の大好きな先輩さんのお芝居につい見入ってしまって、なんと自分の出番を忘れてしまったの!これが本番じゃなくテストだったからまだ良かったものの、それでもディレクターさんは鬼の形相。と、そんなところへきて、なんと二度目の出トチリをやらかした私!(←何をボケっとしていたのか)ディレクターさん、ブースに入ってきてキレる。私、頭真っ白になる。声優生命オワタ...と思う。でも続きをやらなきゃならない!泣くに泣けない!!だってお仕事ですもの!orz この時のおかげで、出トチリは切腹レベルの罪だということを学んだわ...。



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画©りん たまき

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                漫画・イラスト/りん たまき Rin Tamaki

           1979年生まれ。三重県在住。イラスト、四コマ漫画を描く。

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